英検5級の合格の仕方 その1

英検必勝法

英検5級!初めて英語検定を受けるとき、5級から始める方が多いですよね。このページでは読者の方々にせっかく受験する5級をぜひ「一発合格」してもらいたいので

いつもは「有料で教えているハック(コツ、裏技的なもの?)」を教えちゃいます!

英検5級の設問構成

5級の問題は筆記テスト25問リスニングテスト25問で構成されています。

筆記テスト

筆記テストの大問1 1)〜(15

大問1

三つのタイプの問題があります。単語を4択で選んでいく問題が続くのですが、良くみてみると大きくタイプ分けができる感じです。

1)〜(7)単純な語彙の問題

8)〜(12)慣用表現やそれに近い連語などの問題

13)〜(15)文法の問題

大問2

16)〜(20)会話表現

大問3

21)〜(25) 整序問題(文法問題)

リスニングテスト

大問1

絵を参考にしながら、会話の流れを想像し、応答文を選ぶ。

大問2

会話文を聞いて、その内容についての質問の答えを選ぶ。

大問3

読み上げられる文章についての質問に答える。

こうしてそれぞれの問題の性質をられつしていくと、なんだか仰々しい気分になりますが、5級なのでレベルは基礎の基礎となっています。安心してください。

攻略法

大問1
1)〜(7

これらはストレートな語彙の問題で、地道に語彙を覚えていくことが大切です。覚える時にコツがあります。小学生で英検を受ける場合は、たいがい「親か英語教室の先生」が受験の後押しをしています。英単語を覚えるのに何をどうやって覚えていけば良いのか?子供だけではわからないです。しっかりママはそこで「単語は書いて覚える」と指導します。子供は「書いて覚えなさい!」と言われ、「英単語は書かないと覚えられない」と思うようになり、最も負荷の多い記憶術を押し付けがちですよね。

英検の単語は書いて覚えない。

それに耐えれるお子さんならもちろんそれでOKなのですが、子供のうちはなかなか「座って単語の意味を覚えて、書取りをする」とまではなかなかいかないものです。ママたちも自分たちが中1だった頃を思い出してください、ローマ字と英語がごっちゃになって、イミフなつづりを延々と書いていた日々。

この勉強法は学校での定期テストでは有効かもしれませんが、英検ではあまり効果は見られません。なぜなら、英単語をつづるというスキルを英検5級では試されないからです。

主に英検では「問題文に出てくる単語を見て、意味がわかる」それだけで点が取れます。

面接がない45級では、発音できるようになることも必要ないです。

こんなことを言うと、英検5級の値打ちが下がるような気配もします、しかし私はそうは思いません。5級用の単語帳をはじめからきっちり覚える、王道です。しかし、時間も労力も莫大にかかってしまい、低年齢の生徒さんたちは飽きたり、先が見えない状態に陥り、英語が嫌いになってしまうリスクの方が高くなってしまうと思うからです。

目で認識するボキャブラリーを増やし、暗号のような文面が意味のある文章へと変化していく方が子供たちにとっては、努力へのご褒美、「英語が読めるようになる」、がより早く、楽しささえ感じるはずです。ましてや、英検のように歴史ある検定の合格を勝ち取れば、これから先の英語学習にも励みになるはずです。

検定は「合格」がゴールで、正しい勉強の仕方を身につけることがゴールではないと思っています。(もちろん、異論は認めます^^)

さて、少し脱線してしまいましたので、軌道修正します。

8)〜(12

連語についての出題です。イデオムまではいかなくとも、セットで使用される単語群が出ます。ここに出題されるものは市販の5級の問題集の「覚えておきたい英語表現」等のリストアップされている程度の知識で乗り越えることができます。大問(1)〜(7)の準備よりかなり簡単にできます。覚えないといけない言葉の数の絶対量が違うので、量的には楽なはずです。

単語の組み合わせを覚えて、点を取る

しかし、ここで落とし穴があることに気をつけてください。連語やイデオム、慣用句などは往々にして「超簡単な attoinon などの前置詞や副詞とともに、これまた比較的簡単なgocomeeat、などの動詞」のセットで出てきます。

落とし穴とは、結局のところ「自分がすでに知っている単語群で構成されている連語」なので、連語はなんとかなる、とかすでに知ってる、なんて思ってしまうんです。とても危険です。難しい単語を覚えることも大切ですが、それと同じくらい「すでに知ってる単語の組み合わせ」で作られる連語系も大切です。必ず抜かりなく抑えてください。連語は「組み合わせ」を覚えることを意識してください。

以上ここまでは全級共通の対策で、受験生自らの努力がもりもり必要です。

(13)〜(15)

文法問題です。
基礎的な品詞の見分けが必須です!低年齢の受験者に「品詞」を覚えて〜というのは、酷ですが、理解する数は少ないです、動詞、助動詞、疑問詞このあたりで勝負してください。

まず、空欄の前後を確認してください。これから書く裏技は、合格するためのハックです。すでにきっちり勉強している受験生には関係ない事項かもしれません。王道を走っていない受験生たちが、大問1の最後の3問で「あと1−2問正解したい!」時に文法問題で点を稼いでもらうために教えます。

前に助動詞の can がある場合 → 動詞は ing、s、などがついていない原形がくる
後に ing形がある場合 → 動詞は am、is、are のどれかが入る。主語の人数に注意
文の先頭に空欄 → 疑問詞の可能性。対話文の応答を見て、人名なら who、場所名ならwhere、日時ならwhen
文の先頭に空欄 → 一般動詞が文中にあれば Do、Does、そしてなければ Are か Is (amが文頭にくる疑問文が5級レベルでは可能性が低い)
Please の後に空欄 → 動詞の原形

その2へ続く

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