
一次試験には合格したけど、
二次試験の面接が心配!
特にNo. 3 はムズイ〜!
と思っているみなさんの悩みをお助けします!
この記事を書いてるわたしは、はばかりながら英検1級持ってます。あと英検受験は10年以上、TOEFL、TOEICの指導も5年前ほど前から某法人でしています。
今回の英検2級の二次試験に受かるためのコツはズバリ、Yes、No の後に、理由が言える!
困った時の「テンプレ」も特別に載っけました!
英検結果発表が終わって、あと少しで「面接試験」です。
みんなが頑張って、合格する応援を全力でしていきます。
今回の記事は、受験者の意見を聞く設問3です。
設問1、2については、他の記事で詳しく対策案を書いているので、読んでいただくと効果があると思います。
出題のパターンを知る

英検二級の面接問題で、わたし個人的な意見ではこの No.3と4の質問が、最難関の大ボスではないか?と考えています。
その理由は、まず記述問題であっても全くおかしくないレベルの「高度な論理性」を求められていること、そして、年少受験者キラーの「社会問題」のテーマが多いこと、この二つです。
出題テーマの傾向
過去問を十数年分研究してみた結果、次のような傾向がありました。
教育(頻出)
授業数の増加、教材のデジタル化、携帯電話やスマートフォンの使用、修学旅行、クラブ活動、ボランティア活動など
環境
水資源、エネルギー資源(電力、化石燃料、再生可能エネルギー)、リサイクル、食糧問題など
インターネット関連
オンラインメディア、リモートワーク、個人情報、ソーシャルネットワークなど
健康
ストレス、食事、サプリメント、ペット
その他
消費、テレビコマーシャル、人々のマナー、旅行など
以上のような事柄が次のような形式で出題されます。
出題例文
Some people say that young people today do not read newspapers. What do you think about that?
「最近の若者は、新聞を読まないという人もいます。あなたはどう思いますか?」(ピグミー訳)
まず、ある社会問題、この場合、若者が新聞を読まなくなった、という意見を取り上げて、あなたもそれを問題視するか、しないか?を問われる形です。
なので、上に並べた過去に出題されたトピックについて、『英語』で表現する前に、自分の中に『論理的な意見』があるか?というのもここでの得点へと関わってくるのが、おわかりいただけると思います。
答え方のコツ

コツです。
これはズバリ、テンプレを頭に入れて、自分の意見を掘り込んでいくだけです。
上の例題をもう一度見てください。
Some people say that young people today do not read newspapers. What do you think about that?
あなたが『若者の新聞紙離れ』が本当に起こっている社会現象だと思う場合は、
I agree. (同意します)
あなたが、『若者の新聞紙離れ』はありえないと思う場合は、
I disagree. (同意しません)
とまず答えてください。
そして、この意思表示の後に、必ず「2文章」の理由を入れます。
無理やり、2つの文章を作ってください!(笑)
1文目:自分の考え。
例文を使っての場合、
I think young people don’t read newspapers these days.
(最近では新聞を読まないと思います)
2文目:この自分で言ったステートメントについて、実例を加えます。
It’s because they can read news on the Internet.
(インターネットでニュースは読めるからです。)
即興で答えるものなので、めちゃめちゃ手の混んでいる返答はいらないです。(できる方は、遠慮なくしてください。)
ここでの減点ポイント(文法・語彙以外)は、同意の有無がない、理由が少ない、理由が曖昧であれば減点されます。
なので、同意か同意しないか、の意思表示だけでなく、なぜそう思うのか?というあたりを、最低でも2つの文章を入れてあげてください。
理由の文章が(簡単な)1文だけだと(長い文章なら別ですが)よほどの実力がない限り、自分の意思を裏付けできるくらいの説明はできないと思うからです。
同意・非同意
↓
意見
↓
実例
困った時のテンプレ頼み

I agree.
I think ______________.
(下線部に質問文にある “Some people say that “の後に続く文をいれる。)
For example, ___________________________.
(考えられる例を入れる)
または、
It’s because _________________________.
(少し踏み込んだ理由を入れる)
I disagree.
I don’t think _______________________.
For example, ________________________.
または、
It’s because _______________________.
(少し踏み込んだ理由を入れる)
考えられる例が頭が白紙になって、思いつかない時は、
次のフレーズを入れるとその場しのぎができる!
ただし、このフレーズでは自分の意見をサポートする理由としては弱くなるので、満点5/5は無理だと思いますが、3点(すなわち合格点あたり)はくれるのでは?と思います。
社会問題が起こる場合、たいがいの場合次のことがネックです。
− 時間がない People are too busy to △△ .
− 面白くない It’s not fun for 〇〇 to ____________.
– めんどくさい It is troublesome for 〇〇 to ______________.
– それが正しいことだから It is the right thing to do.
– 面白いから It make 〇〇 happy.
– 便利だから It is useful.
– 安いから It is cheaper that way.
のようなフレーズを頭に入れておいてください。
そして、〇〇の部分には質問の中の「人物」を入れるといいでしょう。
以上です。
これから時間を見つけて、練習問題をダウンロードして使えるようにしていきたいと思います。
いつのことになるかわからないですが (^◇^;)
みなさんのお役に立てばと…
最後まで読んでいただいてありがとうございました。