英検について
正式名「実用英語技能検定」、通称「英検」
レベルは全部で7レベル(5級、4級、3級、準2級、2級、準1級、1級)あります。公式サイトでのレベルの目安は下記の通りです。
5級 中学初級程度
4級 中学中級程度
3級 中学卒業程度
準2級 高校中級程度
2級 高校卒業程度
準1級 大学中級程度
1級 大学上級程度
英検の種類が増えてない?
受験スタイルはココ最近、多様化していて受験し易くなってきています。ただ、今まで通りの「合格資格」をゲットする方法が数通りあるので、「なんなんだかわからないから、今まで通りの受験法でやってる」人って多くないですか?!
しかし、それだと1年に3回しか受験チャンスが無いんです。
え?3回以上英検が受験できるの?
そう、なんと1年に8回まで受験できるんだよ!
英検の公式サイトからの情報だと、普通の英検→3回、CBT→3回、S–CBT→2回、合計な、な、なんと、8回も受験可能だとわかりました、ワオ!
でも、8回も受けるとなると、け、検定料が…心配。
検定料から選ぶ
級 | 本会場 | 準会場 | CBT | SCBT |
1級 | 10,300円 | —- | —- | —- |
準1級 | 8,400円 | —- | 7,400円 | 7,900円 |
2級 | 7,400円 | 5,500円 | 6,400円 | 6,900円 |
準2級 | 6,900円 | 4,900円 | 5,900円 | 6,400円 |
3級 | 5,900円 | 3,900円 | 4,900円 | 5,400円 |
4級 | 3,600円 | 2,600円 | —- | —- |
5級 | 3,000円 | 2,000円 | —- | —- |
上の表でわかるように「いわゆる従来型普通の英検」で、個人で指定の書店やコンビニで申し込むタイプが一番お高くついて、中学や高校、大学等で申し込める「従来型普通の英検」の準会場での受験が一番お値打ち価格になってるのがわかります。
年に合計8回の受験が可能なので、一番お安く上げようと思えば、学校で準会場受験の申し込みをして、あとはCBT、SCBTでするのがいいですね。
例:準2級 4,900円 x 3回=14,700円 5,900円 x 3回=17,700円 6,400円 x 2回=12,800円 合計45,200円
従来型普通を3回受けるとして25,200円にあと2万円足すだけで、5回も受けれてしまう!実質一回4000円で受験できてしまう、超お値打ち価格ですよね。
受験スタイルから選ぶ
英検の多様化から私が一番戸惑ったのは、で、いろいろあるけどどう違うの?という素朴な疑問。そもそも、なぜ多様化したのか?
それは2018年に作られた大学入試改革にともなっての民間試験導入を見込んで、英検側が他の民間試験(TOEFL、TOEIC、IELTSなど)に受験方式を揃える形で取り入れられたと考えます。ま、その後大学入試センターから民間英語試験の不採用が決定した(2020年度)ので、英検側は改革したのに!捨てられた!状態になってしまったのです。
英検のスタイルの種類
従来型 (普通の) 英検 | 筆記とリスニング(全部紙) 2次試験で面接 | 年3回 |
CBT | 筆記とリスニング、 面接を全てPCで受験 そして1次2次試験の区別はない | 毎週末 |
S−CBT | CBTの筆記とリスニングの 解答用紙が紙。面接だけPC入力。 | 毎週末 |
上の表でわかるように、選択肢が増えてまさしく「自分の性格や生活スタイル」に合わせて受験できるようになりました、受験者にはベネフィットしか無い!と言い切れますよね。
私の知り合いの方が、筆記試験でのライティングがどうしても「手書き」がスピード感を持って書くのが苦手で、「手書き一切不要」のCBTに挑戦されると聞きました。
あと、高校生で大学の推薦入試に利用するために、9月までにできるだけ多くの回数を受けたいでも、PCの入力は不得意なので、クラブ活動がお休みな週末に、紙の解答用紙があるS–CBTへ挑戦することにした生徒さんもいます。
さて、ざっくりではありますが、私の生徒さんたちから質問があったものを中心にまとめてみました。
最後まで読んでいただいてありがとう(╹◡╹)