英検4級の合格の仕方 その4

英検必勝法

こんにちは、ピグミーです。

英検4級の合格法、第4回です。

英検4級は中学生だけにとどまらず、最近は小学生の受験が盛んに行われています。

しかし、学校で英語を正式教科として習っている中学生とは違い、小学生は「試験に対する心構え」も低く、英語教室に通っているお子さんでも、たとえ4級相当の実力があったとしても、なかなか合格しない受験者もいることも確かです。

これから初めて受験する人、もしくは惜しくも不合格になった「リベンジ組」も含めて、この際本気を出して英検4級に合格して、過去のものにしたくありませんか?

「4級合格」の願いを叶えるために、私が自ら指導しているちょっとした「裏技」的なものをご紹介します。

大問4 長文を解く裏技大公開!

今回は、大問4の長文編です。

ズバリ、長文の裏技は「正解は本文の中にある!」です。これで9割くらいは軽く得点できます。

要点

長文問題について次の要点で説明していきます。

– 大問3は高得点を狙える場所!

– 長文の種類

– 問題の解き方のコツ

大問4は一番簡単に得点できる場所!

もちろん、個人の好みもありますし、このやり方が絶対というわけではありませんが、私の教室ではまず、大問1を解いて、そして大問4に取り掛かるように指導しています。それは、低年齢の生徒さんが「試験で疲れる」→「集中力がなくなる」ことを考えてのアドバイスとしてます。

一番簡単に得点をゲットできる場所なので、できれば「試験疲れで集中力が切れてきている」状態になりやすい試験時間の後半は避けたほうがいいです。

わたしの生徒さんで、練習時は大問4は満点をとる小学生たちも、実際の試験の結果を見ると、大問4がそこまで6割くらいしか得点できていない場合をよく見かけます。

それは、大問3の「整序」で時間を食い過ぎて、時間配分をとちってしまったからです。

時間配分というのは、試験を受ける重要なテクニックの一つで、「あたりまえ」なコンセプトに聞こえがちですが、低年齢の受験者にとっては「全くあたりまえ」ではありません。

なので、日頃から過去問を練習するときは、大問1→大問4→大問2→大問4という具合にしてください。

長文の種類

さて、大問4には長文が3こ出てきます。ひとつづつ長文の種類が違います。

第一問目は、春夏秋冬のイベント事の案内などの「案内文」問題番号(26)-(27)

第二問目は、友達や親戚などとの間で書かれた2つの「Eメール」問題番号(28)-(30)

第三問目、ある人物についての簡単なストーリー等が出題されます。問題番号(31)-(35)

第一問目

「案内文」であることから、日時、場所、イベントの内容、参加する場合の連絡先などが多くの場合記載されています。

第二問目

親しい間柄、例えば仲良しな友だち、親戚(おじさんやおばさん)と学生(多分中学生くらいの年齢設定)との間のメールのやりとりが書かれています。内容は、たいがいイベントへのお誘いや、ちょっとしたお願い事、約束事などが書かれていることが多いです。

第三問目

ある人物とは、実在する歴史的な有名人から、架空の中学生、高校生の日常生活などが書かれています。3パラグラフくらいの短いものです。

問題の解き方のコツ

さて、いよいよ本題に入ります。

わたしが実際に生徒さんにこのコツを教えるときは、ほんの15分ほどしか費やしません。ごちゃごちゃ「読解」していくと、ますます奥が深くなってきて、受験者の小学生や中学生たちは嫌になって、さっくり解ける問題までも毛嫌いするようになるからです。

もちろん、今からお話する方法では100%のスコアは狙えませんが、90%ならいけます。(多分 ^^;)検定は「合格」か「不合格」の白黒の世界なので、まずは合格する受験テクニックをフルに使うことが大切です。

まず英検の(大概の他の長文テストに共通する点なのですが、)長文の設問の順番は、本文の上から下へ進む順番になっています。

文章ではなかなか実感してもらえないので、実際のテストのレイアウトで説明します。

下の画像は大問4[C]の長文問題の設問です。

何が書いてあるのか?は全く関係がないので、文字はぼやかしてあります。

次の画像はその長文の本文です。

 

こちらも内容をぼかしてあります。英検4級長文例題

設問の色とその正解の根拠となる文がある場所を、同じ色で示してみました。

設問(31)の赤色の部分の答えは、本文の赤色のところに、
設問(32)の黄色い部分は、本文の黄色のところに、
設問(33)の緑色の部分は、本文の緑色のところに、
設問(34)の青色の部分は、本文の青色のところに、
設問(35)の紫色の部分は本文の紫色のところにあります。

一目瞭然だと思いますが、英検4級の長文問題は、図のように上から順番に、設問の番号順に答えが並んでいます。なので、解く前に「この問題はこの辺りに答えが隠れているはず」と言う見当をつけておくことがとても大切なのです!

答えの見つけ方

さて、早速「答え」の見つけ方を教えます。

上のやり方で、答えの場所の見当をつけて、4つの選択肢をみます。その選択肢の中と『同じ単語、フレーズ』などのキーワードが書かれている選択肢がその問題の答えです。

英検4級レベルでは、凝った問題や、ひっかけ、極端に捻った問題は出ません。

それでは、この裏技を実際に使って下の例題を解いてみましょう!

下の問題文例を見てください。

これは、掲示文の内容を読んで、問題番号(26)–(27)に答える、大問4[ A ] です。

(26) What time will the library close on July 31?

1. At  9 am.
2. At 10 am.
3. At 3 pm.
4. At 5 pm.

(26)は問題文の前半(問題文の赤色部分)に答えがあります。”July 31″ が問題文前半にあります。

そこで、そのあたりに選択肢と同じキーワードを探します。July 31 に閉まるのは、3pmと書いてあるので、3を選びます。

(27) On August 15, children can learn

1. read a book
2. learn about Lakeville
3. get a picture of Amy
4. take a craft class

(27)は問題文の後半(に答えがあります。”August 15″ と後半部分に書いてありました。

そこで、そのあたりにある文に設問の選択肢4つの中から「同じ」ものを選びます。

“a craft class” が同じフレーズなので、4番を選びます。

選択肢の単語やフレーズは、問題文から引用されたものがほとんどなので、「答えの隠れている場所」の見当をつけていないで、キーワードだけ探して回答しようとすると、間違えます!

まとめ

  1. 長文の裏技は2段階! 
    1.  答えが隠れている場所を設問の出題ごとに見当をつける
    2. その見当をつけた場所で、設問の選択肢と同じキーワードを含む文を見つける

これでかなりの高確率で、正解が選べます。

今回も最後まで読んでくれて、ありがとう ^^

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