英検4級の合格の仕方 その2

英検必勝法

英検4級の合格の仕方 その2

こんにちは Pygmyです。

pygmy
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英検で思いのほかムズイ級、それは4級!

そのムズさに切り込む「心がまえ」さえ味方につければ、合格は後からついてくる級だと思っています。

しかし「心がまえ」だけでは心細いので、この記事ではPygmyから実践的な合格のコツと裏技的なものをお伝えします。

あくまで「コツ&裏技」なので、参考程度に留めておいてください。

でも、ぶっちゃけ私が指導している生徒さんたちは、このやり方で動詞を扱う文法問題をスラスラ解いています^^; 

マジ、お得情報です。

これからご紹介することは、すべての場合や問題に鉄板なわけではないです、半値八掛け二割引程度でとめておいてくださいね。

文法問題 – 大問1(13)〜(15)

このセクションで出題される「文法問題」

4級程度、すなわち中学2年生くらいでのものなので、英文法全体から見るとそんなに込み入ったことはなく、現役から離れた社会人の方々でも「何となく」でイケる程度の難しさです。

だからといって、「易しい」とは言い切れないレベルのもの、例えば不定詞、動名詞、時制など動詞をある程度操作できる実力が必要となってきています。

以前の記事でお伝えしたように、4級は受験者が「本気」を出せば難なく合格できる級です。

「本気」ってどう言う「気」?

とりあえず、1冊は市販の問題集などこなしている状態が好ましいです。

こなしていると言うことは、その問題集を一周して、わからなかった、間違えた問題は「何を間違えたのか?」くらいは把握していると言うことです。

さて、大問1の文法問題は通常3問ほどでます。

最後の3問がたいがいそれにあたります。

8パターンで解く動詞の問題 (裏技)

文法の問題はまず、与えられている選択肢を見ます。

そこでその4つの選択肢が「同じ意味の動詞で、4つの異なる形式をとっている」場合、それは動詞の形を問うている、「動詞の問題」です。

例えば問題はこんな風な選択肢が…

1. watching     2.  watches   3. watched    4. watch

watch の様々な形が4つあります。このような問題に出会った時(結構な確率で毎回出題されています)下の8個のパターンで攻めてください。

パターン1

文中の時間を表すキーワードをねらえ!

例題1

I     (                   )    Jeffery   on   the    street    last    Monday.

1. see            2. sees           3. saw              4. seeing 



この問題は時制の問題。5級ではないので、主語の単数複数に一致した現在形の答え(2)を選ばせるような問題はないと考えます。

なので、このような形式の問題を発見したら、「時間を表すキーワード」を探してください。

時間を表す語句はたいがい文章の最後尾にあります。

例題1の場合は、last Monday です。

この last Monday は「先週の金曜日」の意味なので、過去の話です。

なので、動詞は過去形を選んでください。

パターン2

空欄の前に is、am、are、was、were あったら迷わず 〜ing !

例題2

A.  Where   is    Mom?

B. She   is     in    the  kitchen.     She   is   (                    )   dinner   now.

1. cook           2. cooks           3. cooked            4. cooking



この場合もまず文末を見る、そしてそこで「時間を表すキーワード」を探してください。

now が「」と言う時間を表しています。なので、動詞は過去形は当てはまりません。

次に空欄を見てください。直前に be動詞がついているので、ここでは現在進行形の4番の cooking が答えになります。be動詞 + ~ing です

パターン3

空欄のある文に Did、Do、can、will、助動詞があれば空欄は『そのままの形の動詞』を選べ!

例題3

Good  morning,  Nancy.  Did  you  (                  )   well?

1. sleep         2. sleeps       3. slept        4. sleeping


疑問文の文頭はとても大切です。この場合 Did がきています。一般動詞を使っての疑問文は必ず助動詞が必要です。この場合、Did がそれです。助動詞が入っている問題文は殆どの場合、4級の試験では「動詞の原形」が入ります

なので、この問題の答えは1の sleep です。

パターン4

空欄の前にin、on、at、for、of などの『前置詞』があれば、〜ing を選べ!

例題4

Tom,  thank  you  for  (                 )  me   today.

1. help       2. helps        3. helped       4. helping


空欄の前を見てください。前置詞がきています。前置詞の後は必ず〜ing形です

なので、この問題の答えは4の helping です。

パターン5

英検4級では stop、start、enjoy、finish が出てきたら、次の空欄は〜ing

例題5

Bill   stopped  (             )    games  and went   to  bed.

1. play     2. plays      3. played        4. playing


空欄の前を見てください。4級の文法問題で stop、start、enjoy、finish が空欄の前にきた場合は、〜ing形にします。答えは4のplayingです。

パターン6

英検4級の試験で、want が空欄の前にあれば to-動詞 を選べ!

例題6

Kate  wants   (                 )  fishing   someday.

1. go       2. goes        3. to go          4. going 


空欄の前を見てください。4級の文法問題で、want、like が空欄の前にきた場合は to 動詞 にします。この問題の答えは3です。

パターン7

時間を表すキーワードと主語の数(andが入っているか)を見て、is、are、am、was、were の5つの中から選ぶ!

例題7

Pygmy   and    Daisy   (              )  at  home    yesterday   afternoon.

1. is          2. are         3. was         4. were

be動詞の問題です。同じく文尾の時間を表すキーワードを見つけて、過去形を選びます。そして、忘れずに主語の人数も数えてください。(主語に and が入っていたら、複数です

パターン8

大文字のTから始まるThereが出てきたら、空欄の後ろにある単語の表す数を読み取れ!

例題8

There   (               )   some   flowers   in   my   garden  now.

1. is       2. are         3. was          4. were


時間を表すキーワードは now なので、現在形を選びます。There大文字のTから始まる、または文の前方に出現する there )は存在「~がある」の意味です。その場合、空欄の後に続く単語が単数か複数を表すか確認します。この場合は flowers があるので、2番の are を選びます。

まとめ

同じ動詞の形が違う選択肢が現れたら、
1. 時間を示す言葉を探す(過去、現在、未来)
2. 空欄の前に is、are、am、was、were があるか?
3. 空欄の前に助動詞 can、will、could、would、do、did があるか?
4. 空欄の前に前置詞 for、to、at、in、on 等があるか?
5. 空欄の前にあるのが複数か単数か(andが入っている)
6. 空欄の前に stop、start、finish、enjoy があるか?
7. 空欄の前に want があるか?
8. 空欄の前に There があるか?

以上です。

文法問題のところに、一つの動詞の変化形が並んでいる問題では、上に紹介した8パターンを覚えていれば、例え意味のわからない、発音できない、見たこともない単語が選択肢にあったり、問題文にあったとしても、正解に辿り着けるハズです!

意味を理解してきちんと文法を理解して、そして答えにたどり着くのが王道だと思います。しかし、検定で「合格」か「不合格」がかかっている場合には、上のような解法で問題を解いても良いと思います。

めでたく合格してから、またじっくり英文法をきっちり勉強してくださいw

最後まで読んでいただき、ありがとうございました^^。

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